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やわらか投資用語5:「雇用統計(米国)」

雇用統計(米国)とは?

米国労働省が毎月第一金曜日に発表する統計です。労働や雇用に関する統計は各国で発表されていますが、世界中の投資家が最も注目する統計が米国の雇用統計です。雇用統計ではさまざまなデータが発表されますが、その中でも特に重要視されるのが「非農業部門雇用者数の増減」です。会社などに雇われて働いている人の数が、前月に比べ何人増えたか、減ったかを示す統計です。その他、「失業率」、「時間当たり賃金(時給)」、「週当たり労働時間」、「労働参加率(16歳以上の人口に占める働く意思のある人の比率)」などのデータも注目されます。

なぜ重要なの?

米国の雇用統計は、世界経済の中心である米国景気の実勢を表すデータが豊富であり、米国の金融政策に大きな影響を与えるので、大変重要な情報となります。そのため、世界中の投資家からの注目度が非常に高く、雇用者数や給料の増え方が大きいと景気が良いと判断され、株価や金利、米ドルが上がりやすくなります。逆に、雇用統計のデータが弱いと、景気が悪いと判断され、株価や金利、米ドルは下がりやすくなります。

注目度が高い米国の雇用統計は、多くの投資家が発表の瞬間を今か今かと待ち構えており、金融市場の一大イベントになることもあります。発表されたデータが事前の専門家予想から大きく外れると、株価や金利、米ドルが短時間で急激に変動して金融市場が大混乱し、大きなニュースとなることもあります。米国の雇用統計に注目し、金融市場の動きを実感してみるのもオススメです。

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インベスタイムズ編集部

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室木おすし

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室木おすし

イラストレーター、漫画家。3児の父。WEBや雑誌で漫画やイラスト、コラムを書いている。『悲しみゴリラ川柳』(朝日新聞出版)発売中。

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